鎌倉・長谷の灯かり
休日出勤の土曜日。
仕事を早めに切り上げて(放り出してとも言う)、鎌倉、長谷へ向かいます。
長谷といえば高徳院の大仏が有名ですが、今回の目的地は長谷寺。
ライトアップイベント「長谷の灯かり」に行ってきました。
提灯を持った来場者がライトアップの一部となる「長谷寺と訪れる人々とが光を通して一つに溶け合う参加型インスタレーション」とのことです。
お知らせ :長谷の灯り開催(8/22~30) | 江の島シーキャンドル
駅から歩く人々は、家族連れ、カップルが多かったです。浴衣姿も。カメラを構えたご同類も結構いらっしゃいました。
山門の前には出店が出ていました。
拝観料300円を支払い、お寺の中へ。
山門をくぐったところで提灯を受け取ります。
この提灯はライトアップのLED照明と連動していて、刻々と色が変わります。
提灯を受け取ったら片手がふさがってしまうので、自分はあえて受け取らず、撮影に専念することにしました。
境内にはライトアップの提灯と順路を示す案内板が随所にあり、それに従い奥へ。
暗闇に浮かぶ提灯が幻想的です。
階段を登っていくと、ライトアップされた観音堂に辿り着きます。
ここでいったんレンズを12-24mmにチェンジ。
外からの写真を撮るのに夢中で、中に入るのを忘れてました。
ここは経蔵。「輪蔵」と呼ばれる回転式書架が納められています。
隣には竹林があって、同じくライトアップされていました。
これが輪蔵。中にお経が収められていて、輪蔵を一回転させると、一回お経を唱えたのと同じ功徳が得られるのだとか。
チベット仏教のマニ車みたいなものだな、と思ってたら周囲の壁に小さなマニ車もありました。
輪蔵は縁日(毎月18日)しか回せないそうですが、マニ車は毎日回せるそうです。
しかし、「お経の入ってる車を回すと、回した数だけお経を読んだことになる」って。いつも「なんでやねん」って思います。。。
観音堂からちょっと奥にいくと、「見晴台」というちょっと開けた展望台的な場所がありました。
暗いし三脚もなくて写真は撮らなかったのですが、鎌倉の市街地が一望できて中々の眺望でした。
しつこく観音堂の写真を撮っていると、「もうすぐ閉山です」のアナウンスが。
このイベント、日没から20時までとなっているのですが、今の時期、日没時間は18時半くらいなので、正味1時間半くらいしか楽しめる時間がないのです。。。また、入山時間の最終は19時半とのことなので、行かれる方はお気をつけください。
初日だったからかも知れませんが、混雑がひどいということもなく、夏の夜のライトアップを楽しむことができました。
このイベント、8月30日までやっていますので、夕涼みがてら行ってみてはいがかでしょうか。