横浜 原鉄道模型博物館
シルバーウィーク最終日、家族連れで横浜の原鉄道模型博物館へ行ってきました。
故・原 信太郎氏が製作、コレクションした鉄道模型を展示した博物館です。
ずっと行きたかったのですが、オープン当時の混雑具合に恐れをなし、そのまま機会を失うこと数年。ようやく訪れることができました。
立地は横浜駅東口から徒歩数分。横浜三井ビルディングの2階になります。
駅の改札風になっている入り口から入ると、さっそく精緻な鉄道模型コレクションが目に飛び込んできます。
どれも非常にリアルで、細かい部分まで丁寧に作りこまれています。
ちなみに開館以降、館内は撮影禁止だったそうなのですが、利用者の要望を受けて平成25年11月1日に撮影解禁になったそうです。
今回の訪問は休日でしたが、混雑もさほどでもなく、ゆっくりと閲覧することができました。
原信太郎氏は世界各地で鉄道写真を撮ったそうですが、彼が使用していたカメラのコレクションも展示してありました。
ライカを愛用されていたそうで、コレクションがずらりと。どれも実用機として使い込まれていました。
後年はCANONなどのデジカメも使用していたそうです。
そして一番のメインといえるのが、一番ゲージという規格の鉄道模型が使われた巨大ジオラマ「いちばんテツモパーク」。
一番ゲージというのは、鉄道模型の規格の中でも一番大きいものだそうです。
また、原信太郎氏の鉄道模型の特徴として、本物の鉄道と同じように架線から電気を取り入れる仕組みになっているのだとか。
すごいですね。
列車だけでなく、ジオラマ自体もものすごく作りこまれています。
自分は鉄道マニアではないのですが、ミニチュアとか作りこまれた模型とかは大好物なので、そっちの写真もたくさん撮りました。
この、民家の屋上で洗濯物を干してる奥さんたちのミニチュア。たまらんですね。
さらに時間の移り変わりも照明で表現しており、昼、夕方、夜と照明が変わっていきます。
時間を忘れて見入ってしまいました。息子も夢中になっていました。
奥さんは早々にリタイヤして、1階のカフェでお茶してましたが。
一番ゲージ以外にも、HOゲージのジオラマなども複数ありました。
非常に濃密な展示で、鉄道好き、模型好きの人なら楽しめる施設だと思います。
横浜駅から徒歩5分というアクセスのよさも魅力です。
横浜に行かれた際、時間があるときに是非。